車いすの夫とベルリンへ行きたいブログ

車いすユーザーの夫と暮らして発見したことなどをつづります。ドイツ語学習中。

戦友がいるとうれしい不妊治療。いやほんと。

ご無沙汰しております!

今回は、車いす関係なしの投稿です。日記です!

 

不妊治療中の私と夫くん。自治体に申請すると、先進医療費や検査費用の一部を助成してもらえると聞き、早速トライしました!

 

といっても医療機関に書類を書いてもらうのにも数週間?かかり(遠いから取りに行くのも診察の時になるし!あと文書料も3000円くらいかかりました!)。住民票だの戸籍謄本だの、なんかプリンターの調子わるいわーとか、いろいろやっているうちに期限が目前に!!

 

あわてて郵便局へ駆け込みました……というのも、配達記録の残る郵便で出すことをお勧めしますと書いてあるので。。(ほんとに必要かは謎)

 

「消印て今日ですよね……よかった間に合う〜」などとつぶやきながら封筒をカウンターのお兄さんに渡すと……

 

「あの、これ、やってるんですか」

 

と、小さな声で聞きながら、封筒に書いてある「不妊治療助成」の文字を控えめに示しておられる。

 

「あ、はい、やってます」と答えつつ…

あー、ほんとは封筒に不妊治療とか書く必要なかったけど一応書いたけどやっぱ書かなくてもよかったんだけどそのほうが良かったかな……などと一瞬、アタマの中を思考が駆け巡りました。

たぶん自治体さんも配慮してなのか、宛先の「○○係」という○○には、不妊治療というワードは入っていません。

それなのになぜわざわざ書いたのか!それは、「○○係」を住所の下に続けて書いてしまったため、封筒の真ん中が空いてしまったというただそれだけです。見た目が悪いからだよ!

 

すると一瞬で思考している私に、郵便やさんは「うちもなんです」と仰った。

そこから手続き終わるまでの一分ほどの間に、「えーどのくらい続けてるんですかー。保険適用になって助かりましたよねー自己注射私もやってますー」などと会話し、最終的に「頑張りましょう!」と励まし合って終わりました。笑

 

郵便やさんが郵便物について話しかけるというのは、嫌がるお客さんもいるだろうから、マニュアル的には言わないのが正解なのかもしれない(現に「言わない方がよいのかと思ったのですが」と仰っていた)。でもこちら、なんだか思いがけず戦友に出会ったような気持ちになりました。

 

そして思ったのは、不妊治療ってともに戦う仲間が見つかるとうれしいですよね~。 

あんまり簡単に人に言えないからね!

 

私は友人の中にも経験者が複数おり、いろいろ相談したりしているのですが。こういうのは女性の方が得意かもしれないですね。やっぱ「あるある」とかを共有するのはいいですよねー。

 

最近は友人と、会社のトイレで注射を打つ悲しさと、そんなことまでできてしまう私たちのすごさについて盛り上がりましたよ。笑(このことはいずれ書く)

 

というわけで、やっぱり不妊治療には戦友がいるといいものだ、ということと。

もし郵便やさんが思わず話しかけずにはいられないほど、不妊治療がタイヘンなものであったとしたならば、少しでもラクになるといいなあということと。

不妊治療が声をひそめて話さなくても良くなる日が来るといいなあと思いました。

郵便やさんに幸あれ。